Excel上のチェックポイント
KANNAレポートをご利用いただくには、現在お使いのExcel帳票データをKANNAにアップロードしていただき、その後KANNA上で入力項目などの設定を行う必要があります。
帳票テンプレートをスムーズに作成するために、事前にExcelの書式や入力方法を下記チェックリストを参考に確認していきましょう。
※KANNAにExcelをアップロードした後の帳票設定はこちらをご確認ください。
・Excelデータ原本→KANNA帳票画面
①セル結合
KANNA上でセルの結合はできないため、セルを跨ぐ入力方法の場合は、事前にExcel上でセル結合をした後に、KANNAへアップロードしてください。
・Excelでセル結合をしなかった場合
Excelファイル → 帳票作成
・Excelでセル結合をした場合
Excelファイル → 帳票作成
②入力データの表示設定
Excelのホームにある表示形式を設定したままKANNAにアップロードした場合、KANNA上での表示が異なってしまう可能性があります。
そのため、KANNAにアップロードする前に、Excelでの表示設定が【標準】になっているかご確認ください。
また、帳票テンプレート設定の入力項目で日付機能がありますので、そちらをご活用ください。
入力項目の設定方法についてはこちらをご確認ください。
(例)Excelで【短い日付形式】を選択し、日付入力すると(1枚目)、KANNA上では違う表示になる(2枚目)。
③フォントサイズ
同じ行内でフォントサイズが異なると、サイズの大きいフォントに合わせた行の幅に変更されます。
(例)Excel(画像左)で、7行目A列のフォントサイズ「10」に対して、赤枠の空白セルのフォントサイズが「14」でKANNAにアップロードした場合、帳票作成時に大きい方のフォントサイズ「14」に合わせた行の幅に変更される(画像右)。
④文字位置
Excelで「折り返し」や「右揃え」など文字位置の設定をして、KANNAにアップロードすると、KANNA上でも同じ設定が反映されます。
KANNA上で設定の変更はできませんので、Excel上で文字位置の設定をご確認ください。
(例)「折り返し」設定したセルで一定の文字数を超えて入力すると、改行されて全体が表示される。
該当するセルに入力する文字数が多い場合は「折り返し」設定を推奨します。
※該当セルが折り返しで改行されると、同じ行の別セルも改行されますのでご注意ください。(2枚目)
⑤文字色/太字
セル結合と同様に、KANNA上では書式の編集が行えません。そのため、太文字や色文字設定をされたい場合はExcelで正しく設定されているかご確認ください。
※セルの色付けは出来ません
⑥セルの幅/高さ
セルの幅や長さがに対して、文字のフォントサイズが大きすぎる場合、文字が全て表示されないことがありますので、アップロードする前にご確認ください。
(例)セルに対し「起こったこと:」のフォントサイズが大きく、KANNAで帳票作成する際「起こ」までしか表示されない(2枚目)
⑦セルの非表示設定
Excelで非表示にしているセルは、KANNA上でも表示されません。
(例)E列を非表示(Excel画面右)にしたままKANNAへアップロードすると、KANNA上でも表示されません(KANNA画面)。
・Excel画面
・KANNA画面
E列が表示されない
⑧オブジェクト
帳票アップロード時に意図しない図形や線が表示される場合があります。(1枚目画像)
その場合、元データのExcelにオブジェクトが設定されている可能性があります。
元データのExcelを編集していただくことで修正が可能です。
・確認/修正方法
1. Excel元データを開き、【校閲】をクリック
2. 【アクセシビリティチェック】をクリック
3. 【エラー】に表示されている【Object】をクリックし、削除
【Object】をクリックすると対象のObjectが選択されるため、「Back space」キーで削除をお願いします。
4. 完了
再度KANNAへのアップロードをお願いします。
⑨図形
KANNAレポート上でExcelの【図形】は上手く表示されない場合があります。
KANNAレポートからExcel出力した場合、Excel上では正しく表示されます。
そのため、KANNAレポート上でも正しく表示させたい場合は、図形を用いずにセルに直接入力していただくことを推奨します。
例:図形の中に会社情報や会社ロゴを記載しているパターン
1枚目画像:Excel元データ画面
2枚目画像:KANNAレポート画面
⑩セル数の上限
KANNAに取り込めるExcelにはセル数の上限があり、1シートあたり40,000セルが上限でございます。
40,000セルを超えている場合、「Excelのシート範囲が大きすぎるためインポートに失敗しました」等のエラーが表示されます。
1シートあたり40,000セルを超えている場合、40,000セル以内に収めるか、シートを分けていただくなどExcel原本を編集してください。